【Shadowverse | シャドウバース 】高勝率!? FOHアディショナル環境で強い式神ウィッチの構築テンプレート&回し方まとめ!
先日、Shadowverse(シャドバ)において第17弾カードパック「Fortune’s Hand / 運命の神々」のアディショナルカードがリリースされましたが、今回はアディショナルカードによって強化され、今上位プレイヤーの中でも一目置かれている「式神ウィッチ」の構築テンプレートと回し方について紹介していきます!
では、早速見ていきましょう!
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目次
式神ウィッチとは
「式神ウィッチ」とは第15弾カードパック「ULTIMATE COLOSSEUM」にて追加された≪陰陽の開祖・クオン≫を中心としたミッドレンジタイプのアーキタイプです。
主に「ラストワード」能力で「スぺルブースト1回を行う」を持つトークン≪式神・形代≫や≪式神・暴鬼≫といった「式神トークン」を各種フォロワー、スペルなどで呼び出し戦っていくデッキになります。
登場以降のローテーション環境では常に tier1~tier2 辺りに位置していた人気のあるアーキタイプだったのですが、第17弾カードパック「Fortune’s Hand / 運命の神々」リリース以降、使用率が激減してしまいました。
その理由として、ボード形成能力が「式神ウィッチ」と同等のアーキタイプが複数誕生してしまったことと俗に「スタン落ち」と呼ばれる環境の変化でデッキを回していくうえで大きなドローソースとなっていた≪ウィズダム・コア≫、≪未知の求道者・クラーク≫を失ってしまったことが挙げられます。
持久力と安定性を失い、しばらく身を潜めていた「式神ウィッチ」ですが、今回のアディショナルカード追加によってぽっかりと空いてしまった穴を綺麗に埋めてくれるカードが登場し、今また「式神ウィッチ」が使われるようになりました。
その穴を綺麗に埋めてくれるカードというのがこの≪決意の預言者・ルーニィ≫です。
事項でこの≪決意の預言者・ルーニィ≫を踏まえた構築と各種カードの採用理由及び使い方について解説していきます。
構築テンプレート&回し方について
以下の構築が多くの有識者を参考にし、実際に筆者の私が使用している「式神ウィッチ」の構築になります。
まず全体的な話としまして、Shadowverseリリース当初からのウィッチクラスのアーキタイプとして「スペルウィッチ」というものがあります。
「スペルウィッチ」と言いますとかなり広いカテゴライズになってしまいますが、今回紹介する「式神ウィッチ」もいわば「スペルウィッチ」の中の1つなので基本的な考え方は同じものになります。
その「スペルウィッチ」を回すに当たって重要なポイントが大きく3つほどあるのですが、最初に軽く触れておきます。
ポイント1:原則としてカードをプレイする前に必ずドローする(先ドロー)
「スペルブースト」能力をする / される関係のある特徴上、1枚のスペルカードで何枚同時にスペルブーストできるかを考えます。
ポイント2:被スペブカード(特に使用コストが下がるもの)を多く集める
「スペルブースト」能力を持つカードを筆者は「被スペブカード」と呼んでいます。
この被スペブカードの中でも特に「プレイする時にコストが下がるカード」を手札に集めていきましょう。
ポイント3:被スペブカードを吐き出すときは必ず複数枚のカードと組み合わせる
被スペブカードを集めてスペルブーストが溜まったら必ず複数枚のカードと組み合わせて一気にアドバンテージを稼ぎましょう。
この3つのポイントはどの「スペルウィッチ」を使っても回し方の基本となる大事なポイントです。
この3つのポイントさえ踏まえていれば大きく負け越すことはないと断言できるほど重要で基礎的なポイントになりますので、この機会にぜひ覚えて行ってください。
今回はあくまでも「式神ウィッチ」の紹介記事になりますので、詳しい内容については別の記事で紹介したいと思います。
それではここからは「式神ウィッチ」の採用カードについて1枚ずつ解説していきます。
採用カードについて
≪両雄激突≫ ×2
1コストスペル。
お互いの場に選択できるフォロワーがいる時に使うことができます。
このカードの主な使い方は≪式神・形代≫のような体力の大きなフォロワーが既に攻撃した後に別のフォロワーともトレードする時や相手の「守護」能力を持つフォロワーを無視してトレードしたい時です。
特に≪式神・形代≫や≪式神・暴鬼≫といった「式神トークン」との相性がよく、トークンの「ラストワード」能力と組み合わせればこのカード1枚で2回以上スペルブーストできます。
≪知恵の光≫ ×3
デッキからカードを1枚引く1コストスペル。
1ターン目に使うか使わないかといった論議が度々行われることもあるカードですが、このデッキではいち早く被スペブカードにアクセスしたいので、1ターン目でも使った方がいいです。
≪エクステンドマジック≫ ×3
1コストでフォロワーに1点のダメージを与えるスペル。
手札の枚数調整や余ったコストで使用します。
≪決意の預言者・ルーニィ≫ ×3
今回追加されたアディショナルカードの1枚で「ファンファーレ」能力でスペルブーストすることができながら自身もまた被スペブカードであるので、他のカードと組み合わせることによって真価を発揮します。
1枚でもスペルブースト10回を達成できれば連続して後続を作ることも可能なので、マリガンでは最優先に狙っていきたいカードです。
2コストのカードですが手札に複数枚ない限りは、後半まで温存しておきましょう。
7回以上のスペルブーストでお互いのリーダーに触れられるので、リーサルの調整にも貢献します。
≪マジックミサイル≫ ×3
2コスト1点を与えるスペル。
前述の≪エクステンドマジック≫と組み合わせて体力2のフォロワーを倒したり、先に相手のフォロワーに1点刺しておいて後続のカードで取りやすくしておくなど用途は多岐にわたります。
≪式神の使役≫ ×3
「式神トークン」を呼び出すスペル。
2ターン目に使うことが多いですが、後述する≪鬼呼びの導師≫や≪陰陽の開祖・クオン≫と組み合わせて使うとアドバンテージを得られやすいです。
≪結束の魔術≫ ×3
このデッキでは≪イザベルの詠唱≫を主にチョイスして使います。
デッキからウィッチフォロワー1枚を手札に加えられます。
このデッキでは17枚中15枚が被スペブカードでもあるフォロワーなので、ほぼ被スペブカードにアクセスできます。
また変わった使い方として≪決意の預言者・ルーニィ≫で増やせる同名カードを溢れさせないように手札の枚数を調整する理由で≪テトラの反逆≫をチョイスする時もあります。
≪フューチャービジョン≫ ×3
自分のターン終了時、偶数ターンであれば、相手のフォロワーに1ダメージ、奇数ターンであればカードを1枚引く、10ターン目以降であれば相手のリーダーに5点のダメージを与える能力を自分のリーダーに付与します。
重複して持てず、自分のターンで数えて3ターンしか持ちませんが一度使えればそのターン以降はなんらかの能力が発動しますので2コスト以上のアドバンテージを生み出すことができます。
このデッキでは特にドローと10ターン目以降のリーサルに関わってきますので、被スペブカードにアクセスしたい場合は序盤に、可能であれば後半まで1枚は取っておきたいカードになります。
≪小さな優等生・キョウカ≫ ×2
このデッキでは唯一被スペブカードではないフォロワーですが、「ファンファーレ」能力と進化時の能力で「スペルブーストする」能力を持ちます。
1枚で2回の「スペルブースト」を行うことができるので手札にある程度の被スペブカードを集めてからプレイすることが理想です。
基本的に進化ターンに進化を行うのはこのカードか後述する≪カオスウィザード≫ですが、3ターン目にそのまま置くこともあります。
≪カオスウィザード≫ ×3
5コストのコストが下がる被スペブフォロワー。
「ファンファーレ」能力でカードを2枚引き進化時能力で「スペルブーストする」能力を持ちます。
進化ターンに進化を切ることが多いのですが前述した≪小さな優等生・キョウカ≫と比べてもスタッツが小さく単体で使うにはあまりにも弱いスタッツを持つため他のカードと一緒にプレイすることが多いです。
また進化時の能力を最大限活かすため、進化を切るのはppを全て使い切ってからにしましょう。
≪鬼呼びの導師≫ ×3
8コストのコストが下がる被スペブフォロワー。
「ファンファーレ」能力で≪式神・暴鬼≫を出し、「式神トークンが出る度それを+1/0」し「突進」能力を持たせます。
≪式神の使役≫と組み合わせてトレードを仕掛けたり、他の被スペブカードと組み合わせてボードアドバンテージを取ります。
≪陰陽の開祖・クオン≫と合わせるとリーサルの点数を伸ばすこともできます。
≪インフィニットウィッチ・ドロシー≫ ×3
8コストのコストが下がる被スペブフォロワー。
「ファンファーレ」能力で手札が9枚になるかスペルブーストを持たないカードを引くまで山札からカードを引き、この時引いた被スペブカードを3回スペルブーストします。
≪決意の預言者・ルーニィ≫や≪陰陽の開祖・クオン≫を引き込みながらボードを形成するのに使います。
中盤からはこのカードを中心に≪カオスウィザード≫や≪鬼呼びの導師≫と組み合わせてボードを形成していきます。
5~6ターン目にプレイできると理想です。
≪炎の握撃≫ ×3
8コストのコストが下がる被スペブスペル。
このデッキ唯一のスペルでありながらもコストが下がる被スペブカードです。
対象に取ることさえできればどんなに体力の多いフォロワーでもダメージに耐性を持つフォロワーでも破壊することができます。
貴重な確定除去スペルですのでここぞという時に使いましょう。
≪陰陽の開祖・クオン≫ ×3
15コストのコストが下がる被スペブフォロワー。
フィニッシャーにしてデッキの核となるフォロワーです。
このデッキでは如何にして素早くこのカードをプレイするかを考えてゲームを進めていきます。
マリガンでも1枚は持っておきたいカードになります。
最速6ターン目に出すこともできますが、後続に同じ≪陰陽の開祖・クオン≫や≪決意の預言者・ルーニィ≫といった強力な被スペブカードを控えていることを確認しながらプレイしましょう。
このカードが場にいる限り「式神トークン」は「疾走」能力を持ちますので、主にリーサルの点数を伸ばすのに使います。また1枚で4枚のフォロワーを展開するので他のカードで相手の場を空にした後でも強力なボードを形成することができます。
従来は他のコストが下がる被スペブフォロワーで「疾走」能力を持っていた≪真実の狂信者≫や≪双刃の魔剣士≫と共に一気に相手の体力を削るプランが主流でしたが、今は≪フューチャービジョン≫や≪決意の預言者・ルーニィ≫の直接ダメージと組み合わせてリーサルを目指していきます。
まとめ
いかがだったでしょうか?公式のオンライン大会である「JCG」やランクマッチでの連勝報告などでも耳にするようになり、今、波に乗っている「式神ウィッチ」。
強力なデッキですので、ぜひ一度使ってみてください!